11月25日、故・三島由紀夫氏の命日にちなんだ憂国忌に、これからの「日本」を再考する場として、四名の作家によるアクションを開始いたします。

没後47年を経た三島氏の影響は、薄れるどころか現在さらに大きくリアリティを増しています。本展では、故人を偲びつつも文化的側面から三島氏と対峙し、この国の未来を掴もうと試みます。

「戦前」と「戦後」という一時代を巡った日本国を舞台に、多岐に渡る表現メディアを駆使し、三島氏の多角的な活動を追憶するように「国家」という概念に迫る挑発的な一年となるでしょう。

皆様お誘い合わせの上、是非ともご高覧下さい。

概要

グループ展「EX-憂国 2677」


会期: 2677年11月25日(土)~2678年11月25日(日)
時間: 12:20-
料金: 基本無料
会場: 常世東京
問合: ex_yukoku@yahoo.co.jp

「美しい星 a.k.a. あの日、本土に降った伝単を空に還す。」


一刻のパフォーマンス。12時に下記の住所へご到着次第、お電話ください。
お時間に遅れますと、ご案内はできませんのでご了承ください。

日程: 2677年11月25日(土)
時間: 12:20-
料金: 無料
会場: 都内某所
住所: 〒169-0074 東京都新宿区北新宿1-1-18 ショウワパーク 入口
問合: 090-8045-2322

「青の時代 a.k.a. 国民的労働社」


日程: 2677年11月25日(土)~2678年11月25日(日) 毎月25日発売
料金: 作品に応じる
会場: Amazon
問合: ex_yukoku@yahoo.co.jp

「音楽 a.k.a. 君が代」


日程: 2677年11月25日(土)~2678年11月25日(日) 毎月25日発売
料金: 作品に応じる
会場: iTunes 他
問合: ex_yukoku@yahoo.co.jp

「花ざかりの森 a.k.a. どうぶつの森」


日程: 2677年11月25日(土)~2678年11月25日(日)
料金: 基本無料
会場: キャンプ場

「UKOKU FIRESIDE feat. YUKIO MISHIMA」


居酒屋で故・三島氏にお話しいただきながら語う憂国懇話会。
参加をご希望の方は、下記メールアドレスまでご予約をお願いいたします。
日程: 2677年11月25日(土)
開宴: 17:00-(先着4名まで)
料金: 飲食に応じる
会場: 赤坂見附(参加の方へ個別にご連絡いたします)

主催: CALIBUR http://www.entaku.net/


"防人に 行くは誰が背と 問ふ人を 見るが羨しさ 物思ひもせず"

私たちは日本という国家に住む一つの家族である。由緒ある名家であるが、隣家からの不穏な影も絶えない。
かつて、この家にMISHIMAなるものが住んでいた。そして、MISHIMAなる記憶と記録は、この家にぺたりと貼りつき今も住み続けている。

私は戦後という時代に生まれ、戦争という記録で育った。しかし、実際のところ私は戦前に生まれ、三島という記録でも育った。
戦前と戦後は、白地に赤く染まる正円のように零式へ還ってくるならば、「私」の「日本」という記憶は何処から立ち現れているのだろう。

"実は私は「愛国心」といふ言葉があまり好きではない"

これは三島由紀夫として記憶されていたある人物の言葉だが、私たちはこの言葉を深く受け止める必要がある。
官能なき現在、数多の情報に漂う私たちの国家という概念は迷い家にも等しく、富を得るための幻の家に過ぎない。

果たして、この家に住み続けているMISHIMAなるものの正体とは如何なるものか。国防という夢幻を抱いた防人歌か。あるいは、無限に増殖する鏡像の余韻か。私たちはその英霊と出会うのか。

出展作家



田中良典

現代美術家
1978年京都府生まれ。東京都在住。
「ストリート・イーサネット・フィールド」という現実や仮想またはその重なりをテーマに、個人的な記憶や感性を"日本神話"と交差しながら、大衆的な記録や理性に変換する美術で、クラブカルチャーやオタクカルチャーなど、全ての境界線を曖昧にする。2013年「シブヤスタイル vol.7」(西武渋谷店)出展。2017年「12th TAGBOAT AWARD」準グランプリ受賞。2017年「京都国際映画祭2017」優秀賞受賞。



喜多由幾

作曲家・演奏家
90年代後期より京都の吉田音楽製作所で活動をはじめ、実験的テクノ「速度の美学」、疑似民族音楽「青春の爛熟」などの楽曲群を制作。電子音楽のLIVEプロジェクト"Laptomix"のオーガナイズを経て、一回性と再生産の融合をテーマに、minimalな音素材からその場限りの音像を構築していく"on the fly re-construction"の手法を探求する。
三島由紀夫関連著作や物品を蒐集するほか、能楽の謡と舞を学びシテでの演能経験を持つ。



岩田舞子

美術作家
物語と境界をテーマに、日本の時事や時節に合わせた作品やプロジェクトを制作。時事漫画「幻想戦隊レモネード」や、「第三次セカイ内戦資料館 WWW.W MUSEUM」、限界集落島でのアートプロジェクト「龍宮学校」など。

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